校庭の水飲み場でガンガンに水を出しながらゴシゴシ!
女子後輩「先輩!このタオル使ってください!」
そんなシーンに憧れたこともあるヤッチです。
子どもの頃は体を洗う石鹸でゴッシゴシ力ずくで洗顔していた私も、中学の頃には色気付き「洗顔フォーム」なるものをゲット。
2つ上の姉がいたせいで、周りの男子諸君よりも少し早めの洗顔フォームデビューだったかもしれませんが、それ以来、石鹸やボディソープで顔から体一式を洗うことから離脱しました。
今では、男性専用の洗顔フォームもさまざまなブランドから発売され、これを読んでいるおじさま諸君もほとんどの方が洗顔フォームで顔を洗っていると思います。
でも・・・考えたことありませんか?
なぜ、石鹸ではダメなのか。
ボディソープではダメなのか。
本心を言えば、みんながそうしているから洗顔フォームを使っている・・・そんな人が多いのではないでしょうか?
きっと、洗顔方法なんてあまり考えたことないんじゃないですか?
「手につけて泡立ててゴシゴシに決まってるだろ!」
え?ゴシゴシしちゃってます?
ほんと男は単純なんだから。
力任せでなんとかなるとか・・・ゴリラでももっと考えて行動しますよ!
そんな獣以下の考え方で顔を洗っているみなさま方に、本日は正しい洗顔の方法を伝授いたします。
CONTENTS目次
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1.洗顔ってなんでするの?
顔についた汚れを落とすことが基本ですが、ベタつきや肌トラブルの原因となる皮脂を洗顔でキレイにします。
20代がピークと言われている皮脂の分泌ではありますが、20代を超えると女性より男性の方が皮脂の分泌量が多くなり、洗顔を怠っていると吹き出物や肌荒れのにつながるのだそう。
またターンオーバーという皮膚が古い細胞から新しい細胞に生まれ変わる際にも、古い角質などが肌に残ったままになっていると、肌のざらつきやくすみの原因になります。
当たり前に行っている「洗顔」ですが、理由をちゃんと理解すればお湯だけのバチャバチャ洗顔ではダメな気がしますよね(汗)
2.間違った洗顔方法
とにかく洗顔が大事なことはみなさん理解してくれたと思います。
もちろん意味なんて知らなくても洗顔はしていると思いますが、間違った洗顔をしていませんか?
石鹸やボディソープでの洗顔
皮脂と汚れが原因なのであれば、石鹸やボディソープでも問題ない!って思いますよね?
もちろん固形石鹸で洗うことも絶対NGではないのですが、油分を取りすぎてしまい肌を乾燥させたりしてしまうデメリットがあります。
洗顔フォームは、洗顔専用であるがゆえに
- 泡立ちがよい
→ 優しく柔らかな泡が汚れを浮き立たせてくれる - 保湿力が高い
→ 皮脂や汚れをとった後のケアとして大事な保湿成分が配合されている - 清潔に保存できる
→ 石鹸と異なりボトルやチューブに入っているため、雑菌に晒されにくい
というメリットがあります。
石鹸やボディソープを使用しても、洗顔フォームを使用しても洗顔にかかる時間はあまり変わらないので、ぜひ自分に合った洗顔フォームを使用してみてください。
ただし、石鹸の中には低刺激で洗顔に使用できるものもあります。
敏感肌向けのものもありますので、洗顔フォームで肌荒れしてしまう人は使ってみるといいかもしれません。
とにかくゴシゴシ!
男性に多い洗顔方法がこれ!
お顔の肌はとにかくデリケートですのでゴシゴシなんてもってのほか!
洗顔フォームの泡が優しく柔らかなのは、このゴシゴシ洗いをしなくてもしっかり皮脂や汚れを落とせるようにするため。
とくに皮脂の分泌が少ない頬は、日々のシェービングなどでも乾燥しやすい部分なのでゴシゴシは絶対厳禁!
洗顔料を泡立てない
洗顔フォームを手に取ってそのまま顔に塗りたくりながら洗っているような男性は要注意!
前述の通り、洗顔フォームの泡は顔に乗せて軽くマッサージするだけで汚れを取ってくれる優れもの。
洗顔において、泡立ては最重要とも言える準備です。
くれぐれもコンパウンドのように使って顔を洗わないでください!
洗顔料をすすぎ残している
これも結構ありがちなミスです。
洗顔料の泡は汚れや皮脂を絡め取ってくれているので、それをすすぎ残して顔に放置してしまうというのは、洗顔したことを無にするのと同等の行為。
絶対にやめてください!
拭く時もゴシゴシ
なぜ男性はすぐに力任せにゴシゴシするのか?
洗った感の気持ちよさは、洗顔においては関係ないと思ってください。
ゴシゴシすることで結局肌は摩耗し、洗顔フォームの保湿成分さえ台無しにしてしまうかもしれません。
3.正しい洗顔方法
まずは準備
なにごとも準備が大事。
まずは以下を準備することから始めてください。
- 洗顔フォーム
一般的に市販しているもので問題ありません。
敏感肌用や保湿に優れたものなど、自分の肌と相談して合ったものを選ぶとよりGOOD! - ぬるま湯
お風呂のお湯で構いません。
調整可能であれば、32〜34°を目安に温度調整をしてください。 - 洗顔ネット
洗顔の泡を簡単にふわふわにするネットです。
無印良品などでも安く購入できます。 - 柔らかいタオル
洗顔後に使用するタオルはできるだけ生地の柔らかなものを用意してください。 - 化粧水
化粧水を使っているか、使っていないかで10年後の差は大きく出ます。
とくに高いものを使う必要はないので、肌に安全で保湿力の高いものをお選びください。
しっかりと泡立てる
何度も言っていますが、とにかく泡が大事!
イメージとしてはホイップクリームを泡立てた時のような感じでしょうか。
お顔に乗せた時にしっかりと泡がまとわりつき、泡を触った感覚が指で分かるくらいがベストです。
とにかく優しく
これも口を酸っぱく言っていますが、とにかく優しく洗うことが大事です。
顔を撫でるというよりは、泡を撫でて顔の上で転がすような感じがベストだと思います。
指が直接肌に触れている洗い方をしているうちは、まだ素人だと思ってください。
指先を使おう
指先と手のひらでは力の強さが異なります。
また、手のひらは肌に対して全面同じ力がかからないため、洗いすぎの部分と洗えてない部分のムラが出てしまいます。
とくに頬などを洗う際、どうしても手のひらで洗ってしまいがちですが、指先で優しく洗顔することを意識してください。
アフターケア
準備していた化粧水をケチらずに手のひらに出します。(500円玉大が目安)
溢れることがないようにしながら、顔全体に馴染ませるように塗布。
全体に馴染ませたら、両手で押さえながら「キレイになぁれ」と唱えながら浸透させましょう。
4.デリケートなお肌(敏感肌)の方向けの洗顔方法
洗顔フォーム選び
赤ちゃんにも使えるような固形石鹸やミルクタイプの低刺激の洗顔フォームを選びましょう。
酵素洗顔やスクラブが入ったものは刺激が強いため避けたほうがベター。
また保湿性が高いものを使用すると、肌荒れしにくくなります。
洗い方
- しっかり泡立てる
- ぬるま湯を使用する
- 保湿をする
この3つを一般の方よりさらに注意をして洗顔してください。
また、朝の洗顔の際だけ洗顔フォームを使用せず、ぬるま湯だけで洗顔をするという選択肢もあります。
皮脂があまり多くない方であれば特におすすめの方法です!
5.まとめ
今回ご案内した洗顔方法はあくまで基本ですが、
- 洗顔フォームを使うこと
- ゴシゴシせず優しく指先で洗顔すること
- 保湿を欠かさないこと
この3点をしっかりと頭に刻み、年齢に負けないツヤツヤ素肌を目指してください!