【口臭対策】口の臭いは己の乱れ。改善するには己を変えよ!

他人と比べて臭いセンサーが敏感な男、風祭(仮)です。

マスクをしていたのが当たり前だったコロナ時代。
・・・あの頃は良かった。

電車や街中、至る所で誰もがマスク。
臭いを発する側も発される側もマスクだったこともあり、二重防壁を貼ることができました。

しかし!!!
コロナ時代は終焉を迎え、マスクをしている人がだいぶ減りました。

臭いを発する側がマスクを外してしまった場合、かつての二重防壁はいともたやすく崩れ、私のもとにある不織布という非力な1枚の壁だけが残りました。

あぁ・・・臭いを発する側が、もう少し気を使ってくれればいいのに。
対策をしてくれればいいのに。

慢性的な悪臭を放っている人は、他人の口臭を一度鼻に詰めて今一度考えてほしい・・・凶悪な口臭の存在がなくなる世の中を(笑)

今日は様々な口臭の種類分けと、対策について考えてみることにします!



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1.日本人は口臭のキツさが世界最悪?

古来より野菜や魚を中心に食べてきた日本人は、外国人と比べると体臭が少ないと考えられています。

しかし、在日外国人を対象にしたアンケート調査では、驚くべき結果に!
「日本人の口臭にがっかりした経験がある」と答えた外国人が72%もいたとのこと。

そうなんです。実は日本人はオーラルケアに無頓着なのです。

外国人と日本人のオーラルケアに対する考え方の差

キスやハグなど、コミュニケーションの距離感が近い文化の国では、口臭には普段から気を使うことが一般的になっています。

それに対して、日本人は適度な距離をとって相手と接する文化です。
その距離感の差が、オーラルケアに対しての考え方の差になっていると考えられます。

また、歯医者にかかった際の料金も、日本では保険が効く治療が多いため安く済みます。
一方、海外では保険が適用されない国も多いため、予防歯科の考え方が定着しています。

なら日本でも歯医者にかかる場合は、保険適用外!
・・・なんてことになれば、意識は変わるのでしょうか???


2.口臭を種類分けしてみた

「口が臭い!」と言っても、臭いの原因や種類は様々。

一般的には、生理的口臭、病的口臭、外因的口臭、心因性口臭の4つの種類があるらしいのですが、ちょっとわかりにくいのでもう少しカジュアルに仕分けてみました!

飲酒・喫煙・臭いの強い食べ物による口臭

お酒に含まれるアルコールやタバコの臭いに、夜の電車で鼻をつまんだ経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?

またニンニクやニラなど、臭いの強い食べ物をたくさん摂取していれば、どんな美しいひとでも口臭を撒き散らします。

普段の食生活で常態的に多く摂取していると口臭の原因になるものとしては、卵や乳製品、脂身の多い肉なども影響があります。

意外なところでは、キャベツや小松菜、ブロッコリーなど、アブラナ科の野菜にはインドールという成分があり、食べかすが口腔内に残っていると発酵し、野菜が腐ったような臭いを放つのだそう。

寝起きや空腹時の口臭

朝目覚めた時は、口の中の細菌を流してくれる唾液の量が減り、乾燥した状態が続きます。
すると細菌は増加・・・結果として、口臭がひどくなります。

胃の中に食べ物がなくなる空腹時には、膵液が分解される過程で悪臭を発するガスを生成。
そのガスが口から出たりすることで、口臭の原因になります。

歯周病などの口腔環境による口臭

歯周病を起こす細菌は、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物というガスを発生させます。

歯周病以外にもむし歯や歯垢なども口臭には大きな影響を及ぼします。

また舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌に付着した白っぽい汚れも口臭の原因となる細菌のかたまりです。

日常的なケアや歯医者でのクリーニングが欠かせません!

ストレスからくる口臭

ストレスで口臭?なんて結びつかないように思えますが、実はストレスも口臭の原因になりうるのです。

理由として挙げられるのは自律神経の乱れ。
これにより唾液の分泌量が低下し、口内の最近が繁殖しやすくなります。

自分は神経質だな・・・と思う方は、少し注意が必要です。


3.様々な口臭対策

ここまできたら、徹底的にやっていただきたいのが口臭対策!

誰でも知っていることも多いかもしれませんが、自分がちゃんとオーラルケアができているか、確認しながら読んでください!

歯磨き編

歯磨き粉

歯磨き粉なんてなんでもいいや・・・なんて思っていませんか?
安いのが悪いなんて言っていません!

目的にあった歯磨き粉を選んでいるかが大事なのです!
口臭を気にするのであれば、殺菌成分に注目しましょう。

塩化セチルビリジニウム(CPC)や塩酸クロルヘキシジン(CHX)などは、殺菌作用もあり、歯周病を防ぐ薬用成分も入っている優れた成分。
口臭予防に一役買ってくれます!

デンタルリンス

「お口クチュクチュモンダミン🎵」
でお馴染みのデンタルリンス(液体ハミガキ)も、今では種類がたくさん増えました。

でもみなさんはちゃんとしたデンタルリンスの使い方って知ってましたか?

いつもの歯磨き後に使っている人は、ちゃんとその商品に書かれている正しい使い方を読みましょう!

ほとんどのデンタルリンスは、口に含んで10〜20秒程度すすいた後に、ブラッシングをするというのが基本なのだそう。

用法用量を正しく守って使ってみてください!

フロス

僕が子どもの頃はあまり使っている人は見ませんでしたが、いつの間にか口腔ケアをしっかりしている人の間では当たり前のアイテムになった「フロス」。

糸ようじとして認識している方も多いこのフロスは、歯ブラシでは取り除けない歯間部にのこった細菌を取り除いてくれる優れもの。

最低でも2日に1度くらいは習慣化したいものです。

舌磨き

舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌に付着した細菌は、虫歯や歯周病の原因になります。

そのため口臭にも直接影響する恐れが高く、日々のケアが必要。

最近では舌専用のブラシも出ているので、口臭ケアの切り札として使ってみるのもおすすめです。

しかし、磨き過ぎはかえって舌を傷つけてしまい、逆効果になってしまう場合もあるので注意が必要です。

我慢編

口臭対策が我慢と何の関係があるの???

いえいえ。それが関係大アリなんです。
私は断言します!我慢はすごく大事です!!!

歯磨きなどの口臭予防だけをしても、原因は断ち切れません。

日々のお酒やタバコはもちろん、食生活を見直すには、我慢は必須だと私は思うのです。

ただし、前述の通りストレスも良くないので、できることから少しずつ実践していきましょう。

メンタル編

忙しい日々が続いたり、会社で嫌なことが重なったり、僕らの生活からストレスは切っても切り離せない世の中になりました。

でもストレスがあるのが当たり前になってしまうと、やはり口臭に影響してきます。

可能な限りリラックスした時間を作ったり、睡眠不足を解消したり、運動をしたり。

心に優しい生活を心がけてください。


4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
自分なりの口臭対策は見つかりましたか?

これを読んでいただいている方々は、40代を超えても諦めないカッコよさを目指している方がほとんどだと思います。

美容も健康も、食生活やライフスタイルを変えることで改善されるケースが多いものです。
まずは己を変え、生活を見直し、最低限できる口臭ケアから始めてみましょう!

きっとそんな些細なことで、美容に関する意識が変わってくるはずです。

  • B!